ティップランの釣り方・テクニック
エギは、船の流れと逆の方向に沈めます。
潮が流れている時は、真下に落とします。
流れていない時は、軽くキャストします。
まず、エギを沈めて底を取ります。
着底したら、糸ふけを取ります。
<着底の目安>
・糸がふける。
・沈む速度が一瞬遅くなる。
このような方法でも着底がわかる!
ロッドの先を水面に近づけて、ラインを水面にやや多めに送り出します。
このラインの状態を見ておくと、着底がわかりやすいです。
落下している最中なら、必ずラインが少しずつ沈んでいきます。
着底したら、ラインが沈まなくなります。
潮の流れや風の状態によっては、わかりにくいことがあります。
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5〜10回ほどワンピッチジャークで誘いを入れます。
回数は、3〜5回ほどでよい時もあります。
ロッドは、下向き45度から水平くらいまでシャクリ上げます。
短くて強めの鋭いシャクリがよいです。
その後、ロッドを止めて(ステイ)、エギを水平移動させ、当たりを待ちます。
この釣りは船を流して行う釣りのため、水平移動と言っても、実際はロッドを動かさずに止めておくだけです。
約5〜10秒ほどロッドを止めておいてください。
必ず、ラインにテンションをかけておきます。
そうしないと、当たりを取れません。
この時が1番当たりやすいので、注意が必要です。
当たりがあっても乗らなかった時は、すぐにフォールさせるとよいです。
他には、2〜3段でシャクり上げてフォールさせ、ステイで乗せる方法です。
この一連の操作の中で、リールは巻きません。
そのため、最後には元の棚に戻ります。
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当たりには、いろいろとあります。
次の2つが多いです。
穂先が入り込む当たりと、穂先がまっすぐに戻る当たりがあります。
少しでも、おかしいと感じたら、合わせてください。
当たりがなければ、もう1度シャクって誘うか、再度底に落としてワンピッチジャークで誘いを入れます。
これを繰り返します。
何回か行っても当たりがなければ、仕掛けを回収してエギの状態を確認してください。
海藻などが付着しているかもしれません。
それでも釣れない時は、エギを交換したり、誘い方(シャクリ回数やシャクリ幅、速度など)を変えてみるとよいでしょう。
いろいろと棚を探ってみましょう。
底を取る
きっちり底を取れていないと釣れません。
シャクった後ステイする
ロッドをきっちり止めないと、イカが違和感を抱いて食わなくなります。
ティップランは、やり方さえきっちりと学べば、それほど難しい釣りではありません。
キャスティングして誘って釣るよりも簡単です。
初心者でも釣りやすい方法ですので、まずは基本をきっちりとマスターしましょう!
おかっぱりからのエギングはこちらを参照!
ショアティップランはこちらを参照!
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