ムギイカ釣りの仕掛け
集魚灯でムギイカを寄せて釣るのです。
徐々に浅いタナで釣れるようになっていきます。
ここでは、ムギイカの夜釣り仕掛けをご紹介します。
仕掛けは次のとおりです。
【直結仕掛け】
【ブランコ仕掛け】
竿は、オモリ負荷30〜80号の先調子のものを使います。
長さは、1.5〜2mが扱いやすいです。
日中に比べると、使用するオモリが軽いので、日中に使う竿よりも少し柔らかい方がよいです。
リールは小型の電動リールを使います。
ラインは、PEの3〜4号を使います。
200mは巻いておきたいです。
直結仕掛けでもブランコ仕掛けでもよいです。
【直結仕掛け】
幹糸:フロロカーボンの6〜8号
間隔:1〜1.3m
【ブランコ仕掛け】
幹糸:フロロカーボンの5〜6号
間隔:1〜1.3m
エダス:8〜10cm
イカヅノは、ウキスッテ(布巻き)の2.5号を使います。
ムギイカにはこれがベストのサイズです。
5〜10本付けるとよいです。
カラーは、赤白や赤緑など定番のものでOKです。
【直結仕掛け】
ウキスッテ 5〜10本
【ブランコ仕掛け】
プラヅノ 11〜14cm 6〜8本
ウキスッテを1〜2本交ぜてもOKです。
水中ライトを付けます。
電球タイプでもLEDタイプでもよいです。
カラーはホワイトかブルーがおすすめです。
オモリは80号を使います。
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ムギイカ釣りの釣り方
夜釣りでは、集魚灯でムギイカを寄せます。
ムギイカなどのイカ釣りは、満月の日はよくないと言われます。
それは、集魚効果が月の明かりで半減してしまうためです。
イカ釣りに行くのなら、新月、闇夜、曇天、雨天がおすすめです。
これらの日に行ったからと言って、絶対に釣れるほど釣りは単純なものではありませんが。
ムギイカ釣りは、タナを広く探って、いかに早くムギイカのいるタナを見つけられるかが重要です。
ただし、ムギイカのいるタナよりも深く仕掛けを下ろしすぎるのはよくありません。
せっかく浮いてきた群れが沈んでしまうためです。
必ず船長から指示があったタナを守らなければなりません。
直結仕掛けの釣り方についてみていきます。
まず、指示ダナまで仕掛けを沈めます。
その後、電動リールを自動巻き上げの状態にして、シャクリを入れていきます。
巻き上げスピードは1mを1秒です。
シャクリは、竿先を下げた状態から水平よりも少し下の位置まで竿を動かして行います。
この時、イカヅノは上へ動いています。
リールを巻き上げる速さと同じ速さで竿先を下げると、イカヅノは止まっています。
これを繰り返し行うと、ストップ&ゴーを行っているのと同じ動きになります。
必ずイカヅノが止まるように誘っていきます。
釣れなければ、シャクリの速さや幅を調整するとよいです。
海面付近まで来れば、再度沈めます。
当たりは、竿先に出るのでわかりやすいです。
当たりがあれば合わせて、一定の速さでリールを巻き上げます。
ポンピングするとバレやすいです。
ムギイカの活性が高くない場合や群れが濃くない場合、ブランコ仕掛けで釣るとよいです。
乗りが渋い時はプラヅノがおすすめです。
ブランコ仕掛けで落とし込んで誘いをかけます。
釣り方は次のとおりです。
その日狙うタナにもよりますが、一般的には20mほど普通に沈めます。
そこからは、2m落とし込んだら2秒止めます。
これを繰り返して、指示ダナの下限までを探ります。
下限まで来れば、今度は2m巻き上げて2秒止めます。
これを繰り返していきます。
海面まで来れば、先ほどの誘いを繰り返します。
落とし込み時は、当たりが少しわかりにくいです。
神経を集中して当たりを見逃さないようにします。
おかしいと感じればすぐに合わせるようにします。
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