マイカ・スルメイカ釣り仕掛けの作り方

マイカ・スルメイカ釣りの仕掛けは、自作した方がよいと思います。

 

自作すれば、好きな浮きスッテを好きなだけ取り付けるなど、自分が思うような仕掛けでイカ釣りをすることができます。

 

 

自作したいと思っても、仕掛けを作ったことがないという人もいるかもしれません。

 

仕掛けを作ることは、それほど難しくはありません。

 

仕掛けを作るまでの流れと、その方法を説明していきます。

 

 

 

必要なものを揃える

浮きスッテ

浮きスッテには、サイズや色、柄などが異なるものがたくさんあります。

 

基本的には、どれを使ってもよいです。

 

釣りに行く場所などによっても、変わってくるかもしれません。

 

釣具店や船長、ネットなどで、事前に情報を入手しておくとよいです。

 

 

取り付ける個数は人それぞれです。

 

スッテが多い方が釣れる確率は高くなりますが、その分仕掛けが絡まるリスクも高くなります。

 

あまり慣れていない人は、5個ほどにしておいた方がよいと思います。

 

 

まずは釣具店などで、必要な浮きスッテを購入してください。

 

エギを使ってもよいです。

 

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ハリス

ハリスの太さが問題です。

 

今までの経験から、ハリスの太さはそれほど気にしなくてもよいと思います。

 

そのため、私は重いオモリを付けても問題がなく、手も痛くならない6号を使っています。

 

一緒に釣りに行くメンバーは、8号で仕掛けを作っています。

 

 

以前は細い方が乗りがよいと思い、4号を使っていました。

 

無理をしなければ、4号でもいけると思います。

 

太いハリスを使いたくない人は、4号以上を選べばよいと思います。

 

 

必要なハリスを準備してください。

 

50m巻か100m巻のものを購入するとよいです。

 

 

スナップサルカン

仕掛けの1番上と下に付けます。

 

それほど大きいものは必要ありません。

 

 

仕掛けを作るのに、トリプルサルカンは使いません。

 

以前は、トリプルサルカンを使って、このような仕掛けを作っていました。

 

マイカ釣り 仕掛け 三角サルカン

 

 

実は、トリプルサルカンを使うと、スッテが不自然な動きになって乗りが悪いことがわかりました。

 

偉そうに言っていますが、ある釣り船の船長に教えてもらいました。

 

トリプルサルカンを使わない仕掛けにしてから、全体的に釣果がアップしました。

 

個人的には、豊後スッテを使うよりも、トリプルサルカンを使わない普通のスッテの仕掛けの方がよく釣れると感じています。

 

ちなみに、豊後スッテにはトリプルサルカンではありませんが、小さなサルカンが使われています。

 

 

現在の仕掛けには、トリプルサルカンは使っていません。
マイカ釣り 仕掛け 

 

 

仕掛けを作成する

次の手順のとおり、やってみてください。

 

仕掛けの枝部分を作る

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

仕掛けの1番上にスナップサルカン(以下、サルカン)を取りつけます。(下記参照)

 

サルカンから1番上のスッテ取り付け位置までの長さのところ(目安は1ヒロ前後)で、写真のように2つ折りにしてください。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

2つ折りにしたハリスで輪を作ります。

 

枝部分を長く取りたいのなら、輪は大きめにしてください。

 

あまり小さな輪だと、スッテを取り付けられませんのでご注意ください。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

作った輪の中を2回通します。

 

そして強く引っ張ります。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

ここからが重要です。

 

写真のような輪が出来上がります。

 

輪の中へ両手を入れて、矢印の方向へ強く引っ張ってください。

 

結び目が縛られます。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

次に写真のように、輪から出ている2本のハリスを両手で引っ張ってください。

 

結び目がさらに縛られます。

 

先ほどの工程とここでの工程を、何度か繰り返します。

 

そうしないと、あとで枝部分が抜けてしまいます。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

最後に輪の下の部分(おもり側)を切ってください。

 

念のため、結び目のギリギリの部分では切らないでください。

 

抜ける原因になります。

 

次に、枝部分にスッテを取りつけてください。(下記参照)

 

これがスッテ1個当たりの作業です。

 

10本針の仕掛けを作るには、これを10回してください。

 

最後におもり用のサルカンをつけて完了です。

 

 

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スナップサルカンとハリスを結ぶ

この方法をマスターすれば、スッテを取り付ける際にも使えます。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

このように、スナップサルカン(以下、サルカン)を持ちます。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

下からサルカンにハリスを通します。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

もう1回下からサルカンに通します。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

ここまでで、このような感じになります。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

左手の親指と人差し指で、先ほどのハリスを通したサルカンを持ちます。

 

仕掛けの上に結ぶ方のハリスで、図のような輪を作ります。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

横から見ると、このような感じです。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

結ぶ方のハリスを矢印の方向から輪の中に通します。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

すると、図のようになります。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

もう1回下から輪の中にと通します。

 

マイカ釣り 仕掛け 

 

仕掛け・結ぶ方のハリスを引っ張ります。

 

そして余分なハリスをカットします。

 

 

最初は、難しく感じるかもしれませんが、慣れれば本当に簡単です。

 

いくつも作っていくうちに、どんどん早く作れるようになります。

 

頑張ってみてください。

 

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