船のマイカ釣りの仕掛け(浮きスッテなど)
ここでは、仕掛けを自作すると仮定した場合の話です。
購入するのであれば、市販の仕掛けの中から選ぶしかありません。
個人的には、イカ釣りの仕掛けだけは自作した方がよいと思います。
そうすれば、好きなスッテを好きな数だけ付けることができます。
市販の仕掛けは、あまりおすすめしません。
ただ、例外があります。
それは豊後スッテです。
では、仕掛けについて説明します。
マイカが乗る針ですが、浮きスッテ(スッテ)と呼ばれるものです。
スッテのサイズや色、柄には、たくさんあります。
その中から、好きなものをチョイスします。
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スッテの選び方
先ほども言いましたが、どのようなスッテを使うのかはお好みです。
逆に言うと、絶対にこうしなければ釣れないというのはありません。
日によって、どのスッテがよく釣れるのかわかりません。
サイズ
スッテには、いろいろなサイズのものがあります。
基本的には、釣れるマイカのサイズに合わせるのがベストです。
大きなマイカばかりが釣れるのなら、大きなスッテがよいです。
一方、小さなマイカしか釣れないのなら、スッテはできるだけ小さなものの方がよいです。
普通は、小さなマイカから大きなマイカまで釣れますので、いろいろなサイズのスッテを付けておくとよいです。
私の経験上、2.5号と3号のスッテを使えば問題ないと思います。
メーカーにより、同じ号数のスッテでも全然サイズが異なりますので注意してください。
2.5号と3号のスッテを付けておけば、小型から大型のマイカまですべて網羅できます。
(左から4号、3号、2.5号)
ほとんど同じ大きさですが、2.5号と3号のスッテです。
メーカーによって、同じ号数でも全然大きさが異なります。
統一して欲しいですね。
色・柄
色や柄については、サイズほどこうした方がよいというのはありません。
確かに、色や柄で乗りが全然違うことがあります。
しかし、この色、柄なら確実に釣れるというのはありません。
これこそ、お好みですね。
スッテの数
常識の範囲はあるにせよ、スッテは数が多いほど有利です。
数が多いと、より広い棚を探ることができるためです。
ただ、あまりにもスッテが多過ぎると、手返しが遅くなります。
すべてのスッテに、必ずイカが乗るのであれば別ですが、現実的にはそのようなことはあり得ません。
当然、イカが乗っていないスッテもあります。
イカが乗っていないスッテが多ければ多いほど、余分な手間がかかっているということです。
わかりやすく言えば、次のとおりです。
例えば、@20個スッテを付けた仕掛けとA10個スッテを付けた仕掛けがあります。
いつもすべてのスッテにイカが乗るのであれば、1回で20杯釣れる@の方が効率的です。
逆に1番下のスッテに1匹しか乗っていない時は、イカの乗っていないスッテが少ないAの方が効率的です。
理想は、手返しが早くて効率的な方法です。
その時の状況により大きく異なりますが、私の経験上スッテは5〜10個ぐらいがよいと思います。
私は、8〜10個付けるとことが多いです。
たくさん付けると、仕掛けが絡みやすいので、注意が必要です。
上げるたびに、仕掛けが絡んでいたのでは時間がもったいないです。
慣れるまで、初心者は5個ほどにしておいた方がよいです。
こまめに、棚を探れば問題ありません。
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枝と間隔
枝は、2〜3cmほどでよいです。
長い方が、仕掛けが潮に揺られてよさそうに思えますが、長いと仕掛けがよれたり、絡まったりする可能性が高くなります。
また、枝が短い方が竿を上下にシャクッた時に、よく誘いがかかります。
仕掛けを取り込む時も、短い方がやりやすいです。
あまり長くするメリットを感じません。
間隔は、だいたい1ヒロ(1.5m)です。
自分の1ヒロが目安です。
仕掛けの回収のみを考えるのであれば、左手でスッテを1個持ち、右手が次のスッテに届くぐらいの長さにしておけばやりやすいです。
そのため、やや1ヒロより短いぐらいがよいと思います。
そうすると、非常に手返しが早くなります。
ただ、マイカが連続したスッテに乗っていると、先に上ってきたマイカをスッテから外している間、次のスッテに乗っているマイカが海から出て宙ぶらりんになっている可能性が高いです。
マイカは、非常に足が切れやすいです。
宙ぶらりんだと、足が切れて逃げてしまいます。
その辺のことを考慮して、私はマイカが宙ぶらりんにならないように、逆にスッテの間隔を1ヒロ以上にしています。
そうすることで、マイカが宙ぶらりんになって逃げないように工夫しています。
この辺は、考え方1つです。
どちらにするのかは、お好みです。
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