イカメタルのアクション【鉛スッテ】
アクティブに誘った方がよい日もあれば、あまり動かさない方がよい日もあります。
どちらがよいのかは、実際にやってみないとわかりません。
そのため、正反対の2つの誘い方をマスターする必要があります。
<動の誘い方>
狙う棚までスッテを沈めます。
狙う棚に到着すると、スッテを竿一杯まで素早く誘い上げます。
その後、ラインを張った状態で沈めます。(テンションフォール)
そして、5秒ほど待ちます。
当たりがなければ、ここまでの動作を繰り返します。
フォール時に、当たりがあるのに乗らない場合は、フォールの最後に少し速めるとよいです。
<静の誘い方>
狙う棚までスッテを沈めます。
狙う棚に到着すると、スッテを竿一杯までゆっくりと誘い上げます。
その後、ラインを張った状態でゆっくりと沈めます。(テンションフォール)
そして、何もせずそのまま当たりを待ちます。(少し長め)
当たりがなければ、再度これを繰り返します。
明確な当たりもありますが、わかりにくい当りもあります。
重みを感じたり、違和感を抱けば、迷わず合わせてみるとよいです。
仮に乗らなくても、それがよい誘いになることもあります。
先ほども言いましたが、日によってどちらがよいのかはわかりません。
もちろん、両方ともダメな日もあります。
そんな日は、軽めのシェイクを入れるなど、少しアレンジしてみるとよいです。
どのような誘いが効果的かは、やってみないとわかりません。
棚を一気に変えない!
浅い棚で好調に釣れ続けていても、急にぱったりと当たりが遠のくことがあります。
このような場合、どうしますか?
普通は、浅い棚で乗らないのなら、深い棚まで沈めて釣ろうと考えると思います。
釣れる棚を探すために、スッテを一気に底まで沈めることもあるでしょう。
しかし、この釣り方はよくないというのです。
それは、スッテを一気に底まで沈めると、イカがそれについて行ってタナボケを起こすためです。
タナボケを起こすと、当然棚が定まらず、まとめてイカを釣ることが難しくなります。
そのため、棚を変える場合は、一気に変えてはならないのです。
このことは、自分だけが守ればよいというわけではありません。
一緒に釣りに来ている人みんなが守らないと意味がありません。
みんなで棚を共有するようにします。
釣果アップのためには、このことは非常に重要です。
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