イカ釣りの天気、月の満ち欠け、潮回りを考える!
絶対という条件はありませんが、こういう日はよく釣れることが多いというものはあります。
あくまで、私の経験によるものも含まれていますのでご了承ください。
天気
釣りと言えば、普通晴れているよい天気の日の方が釣れそうに感じます。
イカ釣りに限っては、晴れているよりも、曇っている日の方がよいことが多いです。
それは、どうしてかと言えば、月明かりが海面に届かないためだと言われています。
イカ釣りは、船のライトを点灯し、イカを寄せて釣ります。
月が出ていると、その光が海面を照らし、船のライトの効果が半減してしまうのです。
曇っていると、真っ暗な中で船のライトだけが光りますので、船の下にイカが集まってくるのです。
もともと闇夜(新月)なら、関係ないですが。
雨の日も月が隠れますので、同じような効果が期待できます。
魚は雨が降って、海水の塩分濃度が薄くなると、喰いが悪くなると言われます。
あまりにも大雨が降れば別かもしれませんが、私は雨の日の方がよくイカが釣れたという印象が強いです。
たまたまよく釣れただけかもしれませんが。
もちろん、風や波はない方がよいです。
波は適度にあった方が、自然に誘いがかかるというメリットはありますが、特になくても自分で誘えば問題ありません。
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月の満ち欠け
天気のところで説明したとおり、イカ釣りは月明かりが海面に届かない日の方がよいことが多いです。
そのため、闇夜(新月)から三日月ぐらいまでがベストです。
多くの釣り人も、このよう考えますので、イカ釣りの時期は闇夜前後の予約が多いです。
逆に、満月前後は敬遠されることが多いようです。
あと月の満ち欠けは光だけではなく、潮の満ち引きにも関係していると言われることがあります。
私は、そこまでは考えていません。
どこまで影響があるのかはわかりません。
潮の流れ
先ほど月の満ち欠けと潮が関係していると言いましたが、新月と満月の時に潮が大きく流れ、月が半分の時に潮の流れが小さいとみられています。
また、「大潮」や「小潮」などによっても潮の流れる速さが異なります。
一般的には、大潮の日には潮が大きく流れ、小潮の日には潮があまり流れません。
ただ、これらは1つの目安です。
月の満ち欠けや潮汐表で、潮の流れが100%わかれば苦労しません。
実際のところ、行ってみないとわかりません。
基本的には、イカは潮が止まっていたり、速すぎたりすると、あまり釣れません。
ゆっくり流れているのが、理想的です。
“イカがいない”、“潮が悪い”、“満月”というのが、イカが釣れない原因であることが多いようです。
天気と月の満ち欠け、潮の流れが最高の日を選んだとしても、必ずしもその日が釣れる日だとは限りません。
そのため、あまりにも気にし過ぎると、釣りに行く日がなくなってしまいます。
個人的には、天気と月の満ち欠けを重視して決めればよいと思います。
早めに予約する場合は、長期予報でわかる範囲で考慮すればよいです。
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